この世の沙汰は嘘だらけ

今の自分をメモすることに加え、当時の自分を思い出したい。そんな場所。

他者に

最大の親不孝(と、一般的に言われているもの)を回避した私は、気付けば時間の使い方や物事の向き合い方、価値観までも変わってしまったようで。

 

過去を振り返るのに、iPhoneのアルバムを省みることは最適だ。便利な世の中になったものだ。

しかしそのアルバムの中の記憶を辿っていくと、何故私はあの時あのような行動をとったのか理解に苦しむのである。

 

成長か老化か、自立か保守か。

 

感情の衰退は未だ歯止めがきかず、自己が他者に変化していく感覚すら残る。

ここに戯言を記す頻度が減ってきていることも、証拠の一つとなるだろう。

 

長い深いモラトリアムは、完全に終わったということか。

涙を乾かしながら

OAOは普遍では無かったか。

一人のために描いた夢を誰かに使い回すのか。

 

ただ歌いたい歌を歌っていただけなのに、何故だかそれらは彼女のことを歌っているようだった。

 

9月3日の唄。

そして震災の唄さえも。

 

あの夏の暑い日に聞いた時は、正に自分の歌であるように聞こえたが、東京の恋人はandyに始まりリリーに終わったし、地元の父母は遠くへ行ってしまった。

九州のお客さんは担当が変わって優しく微笑んだ。境港には元々同胞など居ない。

 

誰かの支えになれば生きているつもりにでもなっていたのか?お前自身の生きる理由は?

母親が死んだら生きる理由がなくなると言ったあいつの潔さは、美しかった。

君のように美しくありたかったんだ。

 

グッバイ

筆をとるのは遺伝だったか。

 

 

 

いつも私は本音を隠しがちで、感情を抑えがちで、他者を拒みがちで。

 

 

 

そんな私のあの時の気持ちは本心なのだろうか。

明け方の病院の窓から見える朝日。

昨日と同じように鳴く鳥達の声。蝉の音。

今日もまた猛暑を予感させる、とある1日の始まり。

世界は何も違っていなかった。

神様は何も降らせてくれなかった。

 

それなのに、確かにあの時の私は

仕方なくもらった命を愛と呼んだのだ。

 

夢から覚めたような、悪夢が始まったような、何とも言えない一月を過ごし

何も変わらないと思い込んでいたはずの自分が、確かに変わっていくことを自覚している。

 

ああ、こうして人は大人になっていくのだ。

素直な気持ちを言えないまま笑ってみたりする大人気取り、ということだったか。

 

朝日はあれからまだ見ていない。

長風呂はあれから一度した。

夜の空を見上げて惚けるのは何度目か。

子供の頃よりも星の数が減っているように思えたが、

 

それでもやはり、私は人間が嫌いだ。

Iの価値観

価値観が全て同じ人間などいない。

 

tiktokを気持ち悪いと思う人

2人で飲みに行ったらアウト

携帯は見ないこと

真剣な話をする時はお酒を飲まない

アイドルには興味がない

ディズニーランドも行かない

スポーツ観戦は好きだ

愛の言葉をしっかりと伝える

暴行犯のグループが好き

 

それぞれ、同じ部分も異なる部分があった。

愛とは?

相性とは?

単なるその一致数に比例するものか?

 

それとも…

 

疲れと眠気に支配されながらも、寝ることすら出来ない夜が久々に訪れようとしている。

 

音楽の好みが違いすぎる

タバコを吸う

仕事に対する意識

自己犠牲

誰のために涙するか

 

………

 

……

 

全てを受け止める

彼女をリスペクトしている後輩。

軽口を叩くおじさん達。

おそらく好意を持つ青年。

 

誰も知らない幾多の闇が、あるのだ。

それら全てを俺は受け止めるのだ。

 

あのゲームの主題歌も、死んでしまうヒロインのことも、おそらく彼女は知っている。

しかしその間に日々を過ごした私の人生は、きっと理解することが出来ないのだろう。

 

それも含めて受け止めるのだ。

それが出来るのは、宇宙にただ1人だけ。

喉元過ぎて、忘れた熱さ

ここまで熱い気持ちは初めてではなかろうか。

 

そう思ってしまうのは、単に昔の記憶が薄れてしまっただけなのか。それとも…

 

大事にする。

そんなシンプルな想いは、かつての俺にあったのだろうか。

 

傷だらけのそれは、俺が間違ってしまえばもう切り落ちてしまう気がするのだ。

修復は無理だとして、それが切り落ちぬよう守ることが宿命か。

 

眠気と酔いと少しの居心地の悪さの中、目覚めると窓は綺麗なオレンジ色だった。

または、半透明にも見えたのだ。

その顔は

こんな時、どんな顔をすれば良い?

 

緊張、達成感、イレギュラーによる焦り、疲れ、充足感。

それらの強い感情を一気に詰め込んだ状態だった俺に、彼女は意味深な笑みを浮かべて無言になる。

 

世界は止まる。

その瞬間、俺はどんな顔をすれば良いのか分からなくなってしまう。

 

期待、不安、諦め、驚き

おそらくその丁度中間あたりの顔で、彼女の言葉をじっと待つ。

 

いつまでも。

時間をかけて。

自分の全てをかけて。

 

じっと待つ。