この世の沙汰は嘘だらけ

今の自分をメモすることに加え、当時の自分を思い出したい。そんな場所。

2017-01-01から1年間の記事一覧

公園を歩くこと

小学生の頃は、狭い敷地に飼い慣らされていたくせにして、まるで毎日が冒険のようだった。 そこらに落ちた木の枝を剣に見立てて、自分は勇者であることを疑わなかった。 たかだか半径数百メートルの世界は毎日が輝いていた。 現在。 行動範囲は数百倍に膨れ…

君がいた街

メモ帳と銘打ちながらも、半分は妄想の垂れ流しだったのも今は昔。事実は小説より奇なり。 責任者に問いただす必要がある。 責任者はどこか。 遠い街に住む彼女は、笑う。 俺はまた、わけのわからないこと言ってる街に行くことが出来なかった。

フィフティーン

成功者となってしまった彼は言う。 『行きたい島を見つけたら、どうにかして辿り着くよう努力するだけ』 私とは順序が逆だな、と思った。 私は先に水面に漂う術を決めてしまう。そしてその術で行き着く島を探している日々だ。 なら今、流れつこうとしている…

夏の春風

後悔が思い出に変わる時 あの曲が、失恋ソングではなくラブソングに聞こえた。本当によく出来たロジックだ。来世はミュージシャンではなく、政治家にでもなるといい。 桜並木の思い出は、文字に起こすと簡単だが 朝日に照らされたあの映像は、テラスから手を…

burn notice

人生とは地獄だ。 今さらながら、それに気付いた。 まともに生きるならまだこれが倍以上続くことになる。ならばいっそ終わらせるべきなのだろうか。 書くことで楽になるのであれば、書く。 それがリプライされずにリツイートされずに誰の目にも留まることも…

DATE

あの日の想ひ出を。思い出の場所で。 次から次へと私が思いついたデートコースは、全て思い出の場所だった。 元来、企画運営がすこぶる苦手な私だが、 あの日はまるでプレイボーイに見られていたに違いない。 ただ、狂ったように思い出の上塗りをしていただ…

ただいま

少し長い旅路だった。 現実という名の世界で、 人生という名の道を歩いてきた。 隣に居たソレは、確かに存在していて でも幼い頃に見た理想とは程遠くて その行く末を本当は容易に予想できていたくせに、まるで未知の旅路のように彷徨い続けて1年半。あるい…

J-POPの最高峰達へ

楽しむこと。それは難しい。 楽しませること。もはやわからない。 死ぬまでドキドキしたいか? 死ぬまでワクワクしたいか? 目の前の苦痛は、哀しみは、どうする? 愛とは、意外と近くにある物? 違う。 最も近いからこそ、愛が生まれるのだ。 色んな角度か…

ピース

青春の群像を追い、目の前の真実を放置。 この結果は至極当然ではあったが、やはり文字を見てしまうと否が応でも後悔のNEN。 開いてはいけない禁断の書だからこそ、人は開いてしまうのだ。どんな真実であれ、確かめずにはいられないのだ。 果たして私に、彼…

北上

今回はうまくいかなかったが、これも必要な時間なのだろう。失敗は成功のマザー2である。 共同生活が難しい人間は、1人で生きるしかない。そこに何の感情も湧かない。 モラトリアムの終焉? そんなものでは最初からなかった。 来月は興味が無い。再来月は意…