この世の沙汰は嘘だらけ

今の自分をメモすることに加え、当時の自分を思い出したい。そんな場所。

2019-01-01から1年間の記事一覧

涙を乾かしながら

OAOは普遍では無かったか。 一人のために描いた夢を誰かに使い回すのか。 ただ歌いたい歌を歌っていただけなのに、何故だかそれらは彼女のことを歌っているようだった。 9月3日の唄。 そして震災の唄さえも。 あの夏の暑い日に聞いた時は、正に自分の歌であ…

グッバイ

筆をとるのは遺伝だったか。 いつも私は本音を隠しがちで、感情を抑えがちで、他者を拒みがちで。 そんな私のあの時の気持ちは本心なのだろうか。 明け方の病院の窓から見える朝日。 昨日と同じように鳴く鳥達の声。蝉の音。 今日もまた猛暑を予感させる、と…

Iの価値観

価値観が全て同じ人間などいない。 tiktokを気持ち悪いと思う人 2人で飲みに行ったらアウト 携帯は見ないこと 真剣な話をする時はお酒を飲まない アイドルには興味がない ディズニーランドも行かない スポーツ観戦は好きだ 愛の言葉をしっかりと伝える 暴行…

全てを受け止める

彼女をリスペクトしている後輩。 軽口を叩くおじさん達。 おそらく好意を持つ青年。 誰も知らない幾多の闇が、あるのだ。 それら全てを俺は受け止めるのだ。 あのゲームの主題歌も、死んでしまうヒロインのことも、おそらく彼女は知っている。 しかしその間…

喉元過ぎて、忘れた熱さ

ここまで熱い気持ちは初めてではなかろうか。 そう思ってしまうのは、単に昔の記憶が薄れてしまっただけなのか。それとも… 大事にする。 そんなシンプルな想いは、かつての俺にあったのだろうか。 傷だらけのそれは、俺が間違ってしまえばもう切り落ちてしま…

その顔は

こんな時、どんな顔をすれば良い? 緊張、達成感、イレギュラーによる焦り、疲れ、充足感。 それらの強い感情を一気に詰め込んだ状態だった俺に、彼女は意味深な笑みを浮かべて無言になる。 世界は止まる。 その瞬間、俺はどんな顔をすれば良いのか分からな…

無敵の時間

それはオレンジの先では無く、少し手前か。俺が無敵になれる時間がある。 それ以外の時はただの傍観者。 誰かのオレンジを眺めているだけの傍観者。 その顔は、かつてコタツの中から見た顔によく似ていた。答えを出されてしまった時、何も喋れなくなった時、…

LOW-FI

マザー2は傍観のゲームだった。 そして俺の人生も、傍観そのものだったのだ。 傍観者の立ち位置を奪われたここ一年は、あまり記憶が無い。ここに書き溜めていた内容を見返しても意味を思い出すことが出来ないほどに。 LOW-FIのようなノイズで霞みがかった記…