2016-06-14 月並み あれは紛れもなく青春だったのだ。当時は人並みの青春を送れていないと思いこんでいたに過ぎない。あれは、青春だった。祭囃子の音を聞くと今でも魂が震えるのが、何よりの証拠だろう。前世などなかったのだ。それはただの思い出だったのだ。月並みな青春、月並みな人生。それらを思い出しながら、今宵も1人ウイスキーを飲む。