あなたは自身の表情を見た事があるか。 自分ではポーカーフェイスと思っていても、存外そうでもない。それをスマホが教えてくれる。 例えばトヨタのCMの、娘を見守る俳優の笑顔が胡散臭いと感じても、カメラ越しに見る自分の表情だって似たようなものだった…
久しぶりに筆を取る。 経緯は以下 ーーーーーーーーーーーーーーーー 1週間という期限の中で15年前に自分自身を巻き戻す必要性があり、もはや曖昧な記憶を頼りに当時に聞いていたmusicを聴き漁る。 その中で当たった新世紀の唄を聴いた瞬間、ここの存在を思…
自分はガラスのハートだ。 無神経で鈍感な奴ほどそんなことを言う。 安心しろ、お前のハートは防弾ガラスだよ。 そんな奴らは俺を指差して言う。 「鋼のメンタル」「強心臓」、と。 何もわかってない。 俺こそガラスのハートなのに、好き放題言い続けやがる…
なんていうか、俺は今しあわせです。 この一文は、何も私の現状の感想を呟いたわけではない。過去に私の親友であるK氏がブログで書いた一文である。 まだSNSというものが今ほど普及していなかった時代にあった形態、ブログである。 酒に酔っていたのだろうか…
ありがとう。もう何も書くことなんて思いつかないよ。 俺の時代は終わった。 次の世代へ。 幼少期に笑わせてくれたコメディアンも。 思春期の時に恋した女優も。 苦しい時に聞いていたバンドのギタリストも。 皆死んだ。 時代は変わるのだ。 人の親になった…
最大の親不孝(と、一般的に言われているもの)を回避した私は、気付けば時間の使い方や物事の向き合い方、価値観までも変わってしまったようで。 過去を振り返るのに、iPhoneのアルバムを省みることは最適だ。便利な世の中になったものだ。 しかしそのアル…
OAOは普遍では無かったか。 一人のために描いた夢を誰かに使い回すのか。 ただ歌いたい歌を歌っていただけなのに、何故だかそれらは彼女のことを歌っているようだった。 9月3日の唄。 そして震災の唄さえも。 あの夏の暑い日に聞いた時は、正に自分の歌であ…
筆をとるのは遺伝だったか。 いつも私は本音を隠しがちで、感情を抑えがちで、他者を拒みがちで。 そんな私のあの時の気持ちは本心なのだろうか。 明け方の病院の窓から見える朝日。 昨日と同じように鳴く鳥達の声。蝉の音。 今日もまた猛暑を予感させる、と…
価値観が全て同じ人間などいない。 tiktokを気持ち悪いと思う人 2人で飲みに行ったらアウト 携帯は見ないこと 真剣な話をする時はお酒を飲まない アイドルには興味がない ディズニーランドも行かない スポーツ観戦は好きだ 愛の言葉をしっかりと伝える 暴行…
彼女をリスペクトしている後輩。 軽口を叩くおじさん達。 おそらく好意を持つ青年。 誰も知らない幾多の闇が、あるのだ。 それら全てを俺は受け止めるのだ。 あのゲームの主題歌も、死んでしまうヒロインのことも、おそらく彼女は知っている。 しかしその間…
ここまで熱い気持ちは初めてではなかろうか。 そう思ってしまうのは、単に昔の記憶が薄れてしまっただけなのか。それとも… 大事にする。 そんなシンプルな想いは、かつての俺にあったのだろうか。 傷だらけのそれは、俺が間違ってしまえばもう切り落ちてしま…
こんな時、どんな顔をすれば良い? 緊張、達成感、イレギュラーによる焦り、疲れ、充足感。 それらの強い感情を一気に詰め込んだ状態だった俺に、彼女は意味深な笑みを浮かべて無言になる。 世界は止まる。 その瞬間、俺はどんな顔をすれば良いのか分からな…
それはオレンジの先では無く、少し手前か。俺が無敵になれる時間がある。 それ以外の時はただの傍観者。 誰かのオレンジを眺めているだけの傍観者。 その顔は、かつてコタツの中から見た顔によく似ていた。答えを出されてしまった時、何も喋れなくなった時、…
マザー2は傍観のゲームだった。 そして俺の人生も、傍観そのものだったのだ。 傍観者の立ち位置を奪われたここ一年は、あまり記憶が無い。ここに書き溜めていた内容を見返しても意味を思い出すことが出来ないほどに。 LOW-FIのようなノイズで霞みがかった記…
もしも順序が逆だったら NO2時代と、 アクアマリンと、 アパホテルと、 結末は変わっていたのかな? もしあの時母さんの言うことを聞いていたら。あの時スナックに行っていなければ。 たらればを言えばキリがない。そう、俺の人生はキリが無い。
かつての住処はただの街。 100分かけて確かめた価値はあったか。 結局今日もタイムトリップ。 ウヰスキー片手にタイムトリップ。 俺が思うほど周りは俺に興味は無いのだ。 ただ寒い。 今日こそはもう、帰れない気がする。 隼を愛した彼の気持ちを、俺は理解…
空いたままのカーテン。 犬と猫。 ブラウン管に映る子供達の番組。 幸せな毎日だった。 真冬の海。 かき集めた290円で買ったハイライト。 平日の昼間の野球。 悪くない毎日だった。 家が遠い。 酒も飯もまずい。 トレーニングしかやることがない。 会いたく…
俺は皆のことが大好きなのに、冷たいことを言ってしまうのだ。 新しい 地図。 あの頃の気持ちを、思い出して。 小さなボールにモンスターを。 星空を眺めて。時計台を眺めて。 腕に墨を。歌番組はドタキャンで。 その後はずっと念仏。なんだかんだで念仏。 …
愛する人と、共に。 バスでも良い、車でも良い。 場所は大阪?青森?東京はちと近すぎる。 そこに本当に愛があるのなら、2人はきっとどこまでも行ける。それはきっと公園を歩くことくらい、簡単だ。 今日一日中あったこの感覚は、単純な疲れなのか筋肉痛なの…
あなたと食べたかった。 あなたと歌いたかった。 ふとそんな想いがよぎり、モヒートが好きな彼女には大変申し訳なく思う。 明日からはきっとオートミール。 だから今日だけは、許してください。上海蟹も、寝る前のビールも許してください。 たとえ今宵の強風…
ほんまお前ら嘘ばっかり教えよる。 子供だからといって、適当ば答えよる。 歩いていた犬は秋田犬じゃなくて柴犬だし、 釣れた魚はアジやなくてセイゴだし、 それF Fの新作やし、 逆に俺のことは嘘呼ばわりするけど 腕は本当に折れていたし、 エアガンから弾…
音の波に飲まれても、もう何も感じなくなってしまった。 それはただの老化現象か、はたまた心の弾力が云々。 この習慣がもう10年以上続いていることに気付いた時、時の流れの無意味さを知る。
観光客もなんのその、その座席は敬老である我々が座る座席だ。外国人も遠方から来た人も子供も関係ない。我々敬老のために立っておれ。 半年振りに立ち寄った街は、また一つ若者ための施設が取り壊されていた。 そして代わりに、老人のための施設が建設され…
俺以外の全ての奴らは皆すべからく幸せになってくれ 願うはそれだけ 俺自身はいつ死のうが知ったこっちゃない ただ、あいつらは幸せに
高校時代の現国の先生は言いました。 自殺する人は、死にたいから自殺するのではない。生きたいから自殺するんです。 なるほど、当時は意味不明だったが 15年経った今となっても意味不明だ。 強い言葉は叩かれる世の中だが、本当に叩くべきは弱い心なのでは…
小学生の頃は、狭い敷地に飼い慣らされていたくせにして、まるで毎日が冒険のようだった。 そこらに落ちた木の枝を剣に見立てて、自分は勇者であることを疑わなかった。 たかだか半径数百メートルの世界は毎日が輝いていた。 現在。 行動範囲は数百倍に膨れ…
メモ帳と銘打ちながらも、半分は妄想の垂れ流しだったのも今は昔。事実は小説より奇なり。 責任者に問いただす必要がある。 責任者はどこか。 遠い街に住む彼女は、笑う。 俺はまた、わけのわからないこと言ってる街に行くことが出来なかった。
成功者となってしまった彼は言う。 『行きたい島を見つけたら、どうにかして辿り着くよう努力するだけ』 私とは順序が逆だな、と思った。 私は先に水面に漂う術を決めてしまう。そしてその術で行き着く島を探している日々だ。 なら今、流れつこうとしている…
後悔が思い出に変わる時 あの曲が、失恋ソングではなくラブソングに聞こえた。本当によく出来たロジックだ。来世はミュージシャンではなく、政治家にでもなるといい。 桜並木の思い出は、文字に起こすと簡単だが 朝日に照らされたあの映像は、テラスから手を…
人生とは地獄だ。 今さらながら、それに気付いた。 まともに生きるならまだこれが倍以上続くことになる。ならばいっそ終わらせるべきなのだろうか。 書くことで楽になるのであれば、書く。 それがリプライされずにリツイートされずに誰の目にも留まることも…