この世の沙汰は嘘だらけ

今の自分をメモすることに加え、当時の自分を思い出したい。そんな場所。

無敵の時間

それはオレンジの先では無く、少し手前か。俺が無敵になれる時間がある。

 

それ以外の時はただの傍観者。

誰かのオレンジを眺めているだけの傍観者。

 

その顔は、かつてコタツの中から見た顔によく似ていた。答えを出されてしまった時、何も喋れなくなった時、人はあんな顔になるんだろう。俺はもう答えを出せない。

 

男女のそれは傍観するだけで、自身はなるべく関わりたくないというのは。ラインを送った濡れ衣を晴らす気にも、ホームで泣き崩れたあの女の愚痴を聞く気にもなれないのは。

 

生き物の本能が欠如しているのだろうか。本当の愛を求めていたのは戯言だったか。

 

答えを出すために、また私は考え込んでしまう。だがその答えすらも、最早誰も望んでいなかったということか。

 

答えすら出さず、関わらず、ただ傍観に徹することに意義はない。生きる意味を失うとはこのことか。

 

無敵の時間は、もう来ない。

LOW-FI

マザー2は傍観のゲームだった。

そして俺の人生も、傍観そのものだったのだ。

 

傍観者の立ち位置を奪われたここ一年は、あまり記憶が無い。ここに書き溜めていた内容を見返しても意味を思い出すことが出来ないほどに。

 

LOW-FIのようなノイズで霞みがかった記憶を辿っていくも、そもそもの自分の目的を思い出すことが出来ないのだ。

 

「何が ここまで俺を動かしていたんだっけ?
大事な何かを待たせていた様な…」

 

傍観者に戻りたい。

街の人々の人生を眺めて、また次の街に進む。そんなマザー2のような人生を送りたい。

それでは皆さん良い旅を!

かつての住処はただの街。

100分かけて確かめた価値はあったか。

 

結局今日もタイムトリップ。

ウヰスキー片手にタイムトリップ。

 

俺が思うほど周りは俺に興味は無いのだ。

ただ寒い。

 

今日こそはもう、帰れない気がする。

隼を愛した彼の気持ちを、俺は理解した。

その時レキシは動いた

空いたままのカーテン。

犬と猫。

ブラウン管に映る子供達の番組。

 

幸せな毎日だった。

 

真冬の海。

かき集めた290円で買ったハイライト。

平日の昼間の野球。

 

悪くない毎日だった。

 

家が遠い。

酒も飯もまずい。

レーニングしかやることがない。

会いたくても会えない人がいる。

 

クソみたいな毎日に、お別れを。

記憶がほぼ無い

俺は皆のことが大好きなのに、冷たいことを言ってしまうのだ。

 

新しい 地図。

 

あの頃の気持ちを、思い出して。

小さなボールにモンスターを。

星空を眺めて。時計台を眺めて。

腕に墨を。歌番組はドタキャンで。

その後はずっと念仏。なんだかんだで念仏。

 

坂道を登る自転車を見ても何も感じないのは、少し寂しいが。

遠くへ行きたい

愛する人と、共に。

バスでも良い、車でも良い。

 

場所は大阪?青森?東京はちと近すぎる。

 

そこに本当に愛があるのなら、2人はきっとどこまでも行ける。それはきっと公園を歩くことくらい、簡単だ。

 

今日一日中あったこの感覚は、単純な疲れなのか筋肉痛なのかアルコールのせいか急な食事制限のせいか。

 

愛する人と遠くに行くことさえ出来ない俺の先は、短い。